仕事で失敗ばかりを繰り返してしまって会社に行くのが辛くて辞めたいと思ったことはありませんか?
この記事読んでいるということは、あなたは必死に考えて自分なりに色んな改善策を立ててきたはずです。
会社を辞めたいと思うことは正しい感情ですので、その気持ちを責める必要はありません。
仕事には必ず向き不向きがあり、人によって出来ることやスピードに差があるのは普通のことなのです。
もしも「仕事ができる人」に近づきたければ、考え方を変える必要があります。
しかし一つの考え方に捉われて同じことを繰り返していては自分自身を変えることは難しいでしょう。
そこで、今回は仕事でミスが多い人にありがちな原因と現状を見つめ直して仕事ができるようになるためには何をすれば良いかについて詳しく解説します。
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目次
仕事で失敗ばかりしてしまう人の特徴
仕事で失敗ばかりしてしまう人には似ている特徴があります。
まずはその特徴を知ることが成長への第一歩になります。
「そんなことは知っているし、もうやった!」と思う人もいるかもしれませんが、そういった驕りが失敗をまねく原因の一つであることも理解しておきましょう。
もし少しでも自分の行動に当てはまる人がいれば、その特徴を理解して改善する努力を始めましょう。
上司や同僚とコミュニケーションを取ろうとしない
仕事だから業務のことさえコミュニケーションをとっておけば問題ないだろうと思ってしまう人もいるかもしれませんが、チームで仕事をする場合はかならなず一緒に働く同僚や上司との連携が大事になります。
もし普段から何気ない話でもコミュニケーションをとっておけば仲間意識が向上して、失敗してしまった時にフォローしてもらえたり、自分の苦手なことを手伝ってもらうことができます。
失敗ばかりしてしまう人の中には余裕がないから自分の殻に閉じこもってしまいコミュニケーションを軽視してしまう傾向の方がいます。
報告連絡相談(ほうれんそう)ができていない
報告連絡相談は社会人の常識と言われますが、新人で正しく出来ている人はほとんどいません。
適切なタイミングで報告連絡して分かりやすく相談内容を伝えるためには、それなりの社会人経験と業務内容を理解しておく必要があります。
まずは新人のうちに分からないことは聞いておき、相談するクセをつけたり、報告するタイミングを覚えるようにしましょう。
言われたことが思い出せないのにメモを取らない
人間であれば物忘れをすることは当たり前ですし、人によって記憶にとどめておける時間も異なります。
メモを取ることは恥ずかしいことではなく考えをまとめたり仕事を円滑にこなすための手段です。
しかし単にメモをとれば良いということでもなく、書いたことは後から見直して、いつ見ても分かりやすいようにまとめておくことで記憶に定着していきます。
単純な方法ですが失敗を減らすことのできる一番有効な方法です。
失敗した原因を探らないし改善策を考えない
失敗ばかりしていると何故失敗したのかをあまり深く考えなくなり仕事を続けてしまいがちですが、それはあまりにも危険なことです。
ミスが続いてしまうと感覚が麻痺してしまい、少しずつ自分の意識の中に「どうせ失敗するだろ」「これぐらいの失敗だったら大丈夫だろう」という感覚が湧いてきます。
失敗をすることは自分だけでなく周りの同僚や上司にも影響が出てしまう場合があるので、もしもミスをしてしまった時は「なぜ失敗したのか」「どうすれば良かったのか」をしっかりと考え必要があります。
仕事に対する意識や責任感が薄い
仕事は渡されてこなすものではなく、本来は自分自身で獲得するものです。
いつまでも仕事を渡されるの待っているだけでは自分で仕事をしている実感も湧いてきませんし責任感も出てきません。
与えられた仕事ばかりをしていると、妥協してしまったりモチベーションの低下によって失敗につながる原因にもなりますので仕事は言われる前に自分から取りにいくことを心がけましょう。
仕事の実績をアピールしない
仕事の実績をアピールするというのは、職場の全員に自分の能力を認めてもらうとうことではなく、上司に小さなことで良いので仕事で上手くいったことを伝えておくということです。
そうすることによって上司も部下の状態を把握することができ、上手くいかなかったことは出来る人に回せてもらえたり、得意な仕事を任せてもらえたりするかもしれないからです。
失敗ばかりで仕事がつらい時にとるべき行動
仕事で失敗ばかりが続いてしまうと挽回することばかりに意識がいきがちですが一旦立ち止まって現状を見つめ直す時間を作ることが非常に重要です。
自分自身と向き合う時間をしっかりと作ることによって、頭の中で情報を正しく整理することができ、次の行動に繋げるためのチャンスが生まれます。
うまく情報の整理がつけば自分は何が得意で何ができないかが明確になり頭の中のモヤモヤや焦りも解消されているはずです。
問題点や上手くできたことを紙に書き出してみる
仕事で失敗しやすい箇所や、ここは上手くできたなというポイントを紙に書き出してみましょう。
失敗ばかりしていると自分のダメなところばかりに目が向きがちですが小さな成功でも上手くできたなと思うことは書いておくようにしましょう。
そうすることで自分自身を客観視することができ今までになかった新しい視点を得ることができます。
今までは理想を高く持ちすぎていたり焦るあまり取り組むべき課題が見えてこなかったかもしれませんが紙に書き出してみるだけでもかなり思考の整理に役立つはずです。
身近な人以外の意見も聞いてみる
一人で改善策を考えるのは身近な人に今の現状を知られたくなかったり、仕事ができない人間と思われたくないからではないでしょうか?
「家族に相談すると変な心配をかけてしまうのではないだろうか?」と不安になる一方で誰かの手を借りたいと思っているはずです。
人知れず悩みを抱え込んでストレスをため込むのは体調を崩してしまったり考え方が狭まり働く意欲を低下させてしまう原因になりますので全く物事が好転しません。
しかし身近ではない他人に悩みを相談するのであれば自分の現状も話しやすいですし何より率直なアドバイスがもらえるというメリットがあります。
家族や友人では気を遣われてしまいなかなかそういったストレートな意見を言ってもらうことも難しいですが、あなたのことを知らない初対面の人であればそれが可能です。
具体的にはcoconalaとういサービスで仕事面で相談を請け負っている方にアドバイスを求めてみることをオススメします。
coconalaには多種多様な経験をした色々な人達がいるので、新しい気づきや発見があるかもしれません。
仕事が向いていない場合は異業種への転職も考えてみる
仕事には必ず向き不向きがあり人それぞれの特徴にあった能力を発揮できる仕事に就くことが大事です。
もしまだ一つの会社でしか働いた経験がなくてその場所で上手くいっていないのであれば自分自身の価値観を広げるためにも転職してみることも一つの考えです。
今の時代は終身雇用もほとんどなくなり、一つの会社に長く居続けるメリットがなくなってきています。
むしろ一つの会社に長く居続けてしまうと潰しが効かなくなってしまったりスキルの固定化につながり、その人自身の本来の価値を下げてしまうことにもつながりかねません。
今や転職することは当たり前で、いろんな会社を経験して多用なスキルを持っている人材の方が好まれる傾向になってきています。
具体的にどういったスキルを持っていると好まれるのかというとIT分野(プログラミングやデザイン)などの技術がある人が好まれる傾向にあります。
「自分には畑違い」と思う人もいるかもしれませんが、最近では他業種から転職に成功した人もかなり増えてきています。
その理由は未経験からでも転職できるように手厚く教えてくれるスクールが増えてきたことが要因です。
例えばDMM WEBCAMPというスクールを利用すれば最短3ヶ月でITエンジニアに転職することができるので、とても少ないタイムコストで転職に挑戦することができます。
職場や職種によって「仕事ができる人」の定義は違う
一つの職場だけで働いていると、その職場で言われていることだけが世の中の常識に感じてしまい「自分は仕事ができない人間」だと思ってしまいそうですが職場や職種によって「仕事ができる人」の定義が違うことを知っておきましょう。
仕事で失敗を繰り返してしまうのは人間関係のもつれや業務に集中できない職場で働くことによる環境的な要因と、職種が向いていないことによるその人自身の問題が原因になる場合があります。
環境的な要因の例では、A社の職場では人間関係のもつれや仕事に集中できる環境ではなかったので能力を最大限発揮できず「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまいましたが、B社に転職すると集中しやすい環境で仕事ができて上司とのコミュニケーションも取りやすいので生産性が向上し「仕事ができる人」になれたというケースがあります。
そのほかにも会社によって求められる能力が異なるので「これさへ出来ていれば仕事ができる人」と認めらるケースもあります。
また、職種が変わって「仕事ができる人」になったケースとしては元々接客が苦手でパソコンが得意だったのでエンジニアに転職してみると仕事が上手くできるようになったという事例もあります。
企業とのミスマッチを無くすためにできること
「次の会社では上手くやるぞ!」とやる気になって転職活動をすることは良いことですが、少し立ち止まって考える必要があります。
というのも次の会社は必ずしも働きやすい環境とは限らないからです。
まずは自分の得意不得意を明確化し、その上で企業調査をしてから転職活動をする必要があります。
また、面接をするときは自分をあまり着飾りしすぎないようにして出来ないことまで出来るとは言わずに、自分のありのままの意欲と能力を伝えるようにしましょう。
そうすることによって「あれ?この人は仕事出来ない人だな」と思われることや「期待はずれの会社だった」となるような互いのミスマッチをなくすことができます。
まとめ
仕事で失敗ばかりしてしまう人がこれから「仕事ができる人」になるための方法について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
一つの価値観に捉われていると視野が狭くなり考え方が固定化されるため成長する機会を逃してしまうことを理解していただけたかと思います。
日々の意識していない小さな積み重ねが自身の性格や能力を作り出しているので、意識して変えていくことは時間がかかるかもしれませんが諦めずに少しずつ小さな目標をクリアしていくことを心ががけましょう。